February 20, 2006
お好み焼き 浅草 染太郎 review
浅草のお好み焼きと言えば、染太郎。ちょうど浅草のアサヒ・アートスクエアで展覧会中なので、ドイツ人の写真家サナを連れて行った。彼女はハンブルクに住んでいるのだけれど、寿司やそば、うどんは知っているし、きっとハンブルクでも食べられる。聞いてみたらお好み焼きは知らないというので、染太郎へ案内した。吾妻橋を渡り、雷門の前を通り国際通りへ。交番横の道に入り、旅館の前を過ぎて辿り着く染太郎はその構えはもちろん、着くまでのルートも外国からの客を連れていくのに使える店だ。
定番も一通りあるけれど、染太郎で面白いのはオリジナルの変わり種お好み焼き(?)。しゅうまい天、パンカツ、カレー天、山寺天、あんこ巻... とどれも一筋縄では行かない。意外な具と焼き方の組み合わせの妙で「しゅうまい味」「カツ味」になるのには驚きだ。これは日本人にも面白いはず。写真はパンカツ。これも作るのが大変で、他の焼き物を全て食べた後に鉄板を綺麗にしてからでないと作れない。
こっちはわりとオーソドックスなモダン焼きに近いお染焼だが、これもうまく焼くにはコツが要る。でもそういうメニューは初めての場合、店員さんが作ってくれるので心配は要らない。
このお染焼をサナは「これ一つで焼きそばに小麦粉、肉、野菜、卵、魚(たこだけど)がみんな入っていて素晴らしい」と気に入ってくれた。そうか、お好み焼きはただ好きなものを入れているだけじゃなくて、バランスもしっかりとれるんだなと気がついて感心した。
お好み焼き浅草染太郎 浅草本店
東京都台東区西浅草2-2-2
投稿者 Kei : February 20, 2006 7:15 AM