黒い飴 × 何回トライしても無理。　 偏食マップ

25才 大阪府出身　ベルリン在住　男性 Y.T.さん　テキ屋系大好きかも

ベルリンで10日間くらい住まわせてもらってたY.T.さん。池袋でばくだん焼売ってました。

あまり馴染みのない食べ物もあるかと思うので、いくつか解説します。

ケバブ（ドネル・ケバブ）

これは渋谷や池袋、秋葉原なんかでも車でトルコ人が売ってるのをよく見かけるのでわりと有名。
切り落とした肉を重ねて、串に刺して大きな塊にして、回転させながら、表面を炙る。それをこそげ落とすようにして、パンに野菜と挟んで食べる。
ベルリンには本当にケバブを売っている店、インビスが多い。飲食店も早く閉まるので深夜に外で何か食べようと思うと、本当にケバブくらいしか選択肢がない。実際ベルリンにいた時にクラブの帰りなどにY.T.さんとよく行きました。

海原雄山は認めないが...

「美味しんぼ」単行本第5巻／ア・ラ・カルト第1集収録「牛なべの味」での話し。海原雄山は
「ぬうう、このくどくて鈍重な味はどうだ！問題は、この割り下だ。醤油と水と少量のまずい酒と、そして大量の化学調味料と砂糖をぶち込んである、甘ったるくしつこい味だ。しかも煮え過ぎた肉をとき卵をからめて食べる、これではどんなに良い肉を使っても、肉の風味は失せてしまう。」
と言って場の雰囲気を壊している（いつものこと）。あくまで、これは雄山の意見だが、山岡士郎はそれに対し、「魯山人風スキヤキ」とシャブシャブのいいところをとった「シャブスキー」で答える。
詳しくは「美味しんぼ」にて。

ヌテラ

→はてなキーワード - ヌテラとは
ヨーロッパでは大体どこでも見られる定番商品。今年のサラエボ組でも流行ってました。
またいつも楽しみにしてる「うちの食卓 Non solo italiano」さんでも、ヌテラの記事がありました（ヌテラの瓶を持ってる娘さんかわいいですね）。イタリア男性にとってはマンマの次に大切なようです。
「うちの食卓 Non solo italiano」さんはいつもイタリアの光線がきれいで、とてもおいしそうな写真がアップされているお薦めのブログです。

チェパチチ(チェバプチチ、チェバピ)

サラエボをはじめとして、旧ユーゴスラヴィアのどこでも食べられる肉料理。これについては僕が前に書いてます。
　→サラエボと言えばチェバピ
バルカン半島はかつてオスマン・トルコに統治されていたこともあり、トルコの影響が感じられる料理が大変多いです。

黒い飴

これは「リコリス（彼岸花）の入った飴」のこと。独特の香りと歯に付く粘着感で苦手な日本人が多い。これもオランダ人、ドイツ人などみんな本当によく食べる。ブランドや種類も多い。
アムステルダムのお土産にもらったリコリスをまずいと思いながらも、ずっと食べていたら慣れてしまって、食べれるようになりました。おいしくはないけど、まずくもないかも。

と、解説してたらなんだか妙に長いエントリーになってしまいました。
一つ前のH.N.さんと「焼鳥（ネック＝せせり）」で繋がりましたね。

投稿者 Kei : October 6, 2005 4:34 AM