December 11, 2004

資○堂ギャラリー オープニングパーティー  review

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銀座にある最大手化粧品会社の所有するアートギャラリーで開催されている展覧会のオープニングパーティー。

同社は同じビル内にレストランも併設しているため、料理は恐らくそこのもの。
大人のパーティーだから、アルコールは赤を中心に4種類のワインで構成され、ソフトドリンクは100%オレンジジュースと烏龍茶だった。
立食パーティーで、料理は一口サイズのクロスティー二などを中心とした軽食。

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かわいらしいフィンガーフードたち。エビのカクテルソース、ローストビーフ(コンビーフ?)、キャビア、ハムで巻かれた卵サラダ、チーズクリームとフルーツ等がトーストされた食パンにのっている。
プチシューに入っているのは(確か)レバーパテ。

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サンドイッチ。卵サンド、ハム野菜サンド、カツサンド、ミニクロワッサンのツナサンド。
脇にピクルスが添えられていた。

その他、バゲットや胡桃入りのパンにチーズをのせたものなどもあった。


長テーブルにお皿が並べられて各自で取る形式で、なくなると補充されていた。
小さな丸テーブルをいくつか囲んでのパーティーだったけど、立食パーティーっていうのは結構疲れるんだなぁ。

丁寧に作ってあったけど、トーストされたパンは冷めると食感も味も良くない…よって、せっかく上にのってるのが美味しくても下で台無しにしていた気がする!

そして、普通に客として行くと、料理を食べることにかなり無意識だっていうことに気付いた。
見た目でまずかわいらしいな?って思っても、食べて、まぁ味はこんなもんか、っていうことになると、次からはどんどんと無意識になるし、同じものが次から次へと補充されることで興味も無くなり、ただ腹を満たすというだけで摂取しているような…そんな感じだった。
世間話をしつつ、パーティーもおひらきになり、淡々と帰宅。

パーティーっていうのは料理が美味しいだけでもだめで、その時の様々な状況全てが影響する。
その日の天気や、一緒に行った人、パーティー主催者や料理人の人柄、始まり方や終わり方…等々
食というただでさえ動きのある場であるのに、パーティーではそれに加えて人同士のやりとりや動きも活発になる。

「家に帰るまでが遠足です」じゃないけど、家に帰ってベッドに入るまで、何かしらの気分や印象を持って帰れるようなパーティーを作りたいなぁと思う。
あんな素敵な気持ちをもう一度味わいたいなぁと思わせるようなパーティー。

もっといろいろなパーティーに出てみたいと思ったと同時に、自分たちのパーティーに客として出てみたいと思った。

投稿者 TN : December 11, 2004 11:59 AM

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コメント

昨日とある展覧会のオープニングパーティに出席。
食堂に頼んだオードブルなのだけれど、見た目も味も温度も全然で客はやっぱり盛り上がらない。ほとんど手をつけられずに残っていたなー。

展覧会のオープニングパーティなんて、みんなそんなもんだと思ってるのかもしれない。もともと知り合い同士の内輪の同窓会。付き合いで出席。

それでは面白くないと思うんだけどなー。新しい繋がりが出来るもの、それのきっかけ、ツールとしても機能するもの、展覧会自体のイメージを補完するもの、あるいは触媒としてもっと拡張するもの...そんなものが出来たらいいのに、と思う。それには主催者側の理解がもっと必要だし、こっちサイドの営業努力ももっと必要。

さて、その昨日の「ART-PATH」のオープニングは全然だったけれど、二次会は取手市でこじんまりと盛り上がりましたよ。初対面のタイラーも交えて。

Posted by: Kei | December 11, 2004 12:50 PM

パーティーというのは、なかなかツテがないと行く機会もないし、非常に閉じられた、限定的な空間だと思う。そういえば、私が芸大を志したのも、教授陣がその手のパーティーの世界に近そうだから、というのが理由に大きくあった。したたかな理由。でも思ったより参加できてない。もっと他の人のパーティー、参加できたらいいのにね。これ以上の勉強になることないよ。TNのレポート、貴重だと思う。

Posted by: haruna | December 14, 2004 12:30 AM
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