March 2, 2005
美味しんぼ、う万才! etc.
言わずと知れた長寿料理薀蓄マンガの定番「美味しんぼ」。知ってる人は多いはずだが、ちゃんと読んだことある人は知名度ほどいないんじゃないかと思う。思えば私が小学校のからテレビで放送されていたものの、連載がビックコミック・スピリッツという青年誌ということもあり、一般的にはそれほど読まれていないように思う。北大路魯山人という人物を知ったのも美味しんぼからだし、人気マンガ「ギャラリーフェイク」へと通じるジャンルを開拓した金字塔であると思う。
料理、食べ物に関する薀蓄(うんちく)はもちろんとして、誰でも知ってる山岡、栗田、海原遊山といった主人公たちの心情描写はなかなか細やかなものであったりする。究極と至高のメニュー対決を通して山岡、栗田が結婚するに至るくだりの展開には考えさせられるものがある。他の無数の料理ネタマンガとの違いはここにもある。
もう相当な数まで巻が出てるため入手するにはかなりの思い切りが必要だが、最近では文庫本版やア・ラ・カルトとして編集されたものも出ているので機会があれば是非あらためて読んで欲しい。マンガ喫茶にはたいてい全巻そろっているので、できれば1巻から。
投稿者 Kei : March 2, 2005 2:37 AM
スピリッツ愛読してるんですけど、たまに、過去の料理を再現した写真付きレシピが載っています。
人物は単純な線なのに、食材はやけに劇画タッチで美味しそうで。タイムリーな環境問題にも言及していたりして、なかなか勉強になります。栗田さんが緩衝剤となり、海原と山岡の関係が変化してきたのも面白い所ですね。
金曜の午前中にアニメの再放送もやってますが、鮮やかすぎない滑らかすぎない、昔のアニメ感が懐かしいですよ。
Posted by: あまの | March 3, 2005 12:08 AMこんなマンガをよくアニメ化したもんだなぁと思います。♪だんだん気になる?♪ オープニングテーマとかもなんだか大人っぽい気がしていた小学生の頃。結構見てたなぁ。セル画アニメはやはりいいですよねぇ。でもマンガはやはりちゃんと読んでいない口です、ワタシも。
「美味しんぼ」「ミスター味っ子」「中華一番」…料理マンガ/アニメは数あれど、タイムリーに一番よく見ていたのは「クッキングパパ」だなー。エンディングで料理の作り方を実写で紹介していたのもよく覚えてる、。
…にしても、あまのさん、「スピリッツ愛読」って辺りがウケます(笑)!
Posted by: TN | March 3, 2005 12:28 AM美味しんぼ、今となっては当たり前の「食材、素材がよければいいわけではない」とか、「食べることは文化」だったり、食べることに関しては貧富の差も教養の差も経験の差も何もない、そんな事を教わったのも全部ここからだったように思います。今となっては当たり前のチーズや小龍包、韓国料理だって、とりあげたのはワイドショー何かよりずっと早い。
って、この記事、食べ物に関する内容は全然ないな。でも懲りずにまた書くかも。次はやっぱり寄生獣。
Posted by: Kei | March 3, 2005 12:39 AM宝町から品川に移動した「味の素 食文化ギャラリー」の図書館に、たしかほとんど揃ってたはず。入場無料です。
印象に残ってる言葉「餃子は完全食だ」
餃子は肉、野菜、小麦粉などの栄養がバランスよく食べられるってことだった気がします。
私はあの変な声のメガネのひとが大好きです。
Posted by: haruna | March 3, 2005 2:07 AM富井富雄副部長、憎めない人ですね。
アニメの影響か、漫画を読む時もあの甲高い声が頭にひびきます。
スピリッツは毎週月曜のお楽しみです。
アニメの主題歌、私もよく憶えています!
幼な心に、栗田さんの表情に大人の憂いを感じていました。