April 3, 2005

食事の回数  review

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私たちは普通、一日に三度、食事をとる。忙しい人だと、二度だったり、一度だったりすることもあるだろう。
これは要するに、私たちの一生のうちにとる食事の回数に、限度があるということだ。
ざっと計算すると、私が80まで生きるとすれば、あと60000回は食事する機会がある。これもうまくいけばの話で、忙しければ栄養ドリンクやコンビニで、一人ですませることもあるだろうし、入院などすれば好きなものを好きな人と食べる機会もぐっと減ってしまうだろう。...


...またさらに言及すれば、家族や大事な友人と食事できる機会というのは、本当に数えるほどしか残されていないのだ。そんなふうに考えると、食事という時間がものすごく有り難く、貴重なものであるように思えてくる。
何を食べるかもそうだけど、食事に誘う、誘われることの意味をもう少し大事にしたいものだ。

今日のお昼は近所の藪蕎麦。母さんに誘われて、桜並木をドライブ。二人とも同じ天せいろを注文して、相手の食べ終わるタイミングをはかりながら、蕎麦湯をすする。
蕎麦のスピードはいつもどおり言葉少なげにも過ぎてゆくけれど、この人とあと何回食事できるのかしらとおもってみれば、じわりと特別な味と時間におもえてくる。

画像は南流山にあるお蕎麦屋さん。繊細な味のする蕎麦と芝エビのかき揚げは、大事な人と食べたくなる味。住宅地の中にひっそりとある、不思議な時間の流れ方をする場所です。

投稿者 Haruna : April 3, 2005 10:58 PM

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