April 3, 2006

烏龍茶は三取利  食紀行

shan01.jpgペットボトルのお茶を携帯するスタイルはここ数年で急速に一般化しました。小学生の時、自動販売機に烏龍茶が並んでいるのを見て、お茶を缶で飲むなんて!甘くもないのに!と不信感を抱いたのも過去の話。今では出かけるときは必ずと言っていいほど持ち歩いています。
さて、お隣中国にもその波は押し寄せつつあるようです。

ん?三得利?サントリーの烏龍茶だ。しかも"無糖""低糖"とあります...


...中国では冷たいお茶を飲む習慣がなかったため、ジュースの延長線上に低糖のお茶をおいて売り込んでいるようです。砂糖入りはもちろん、レモン入りなんてのもあたりまえ(参考→Wikipedia 緑茶)。しかしながら生茶をはじめとした無糖飲料も徐々にベーシックになりつつあるようで、韓国のイ・ヨンエ(テ・チャングム。中国でもかなり人気らしい)が大々的に緑茶の顔として売り出されていました。韓国はいわゆるお茶の葉をつかったお茶を飲む習慣がほとんど皆無なのに、ちょっと不思議ですね。きっと健康とか医療とかのイメージで起用されているのでしょう。
shan02.jpg
さて、いわゆる烏龍茶は、中国においては日本ほど一般的ではないそうです。中国人でも初めて飲んだ烏龍茶はサントリーのだった、なんて人もおおいそう。多くの中国人は緑茶をマイボトルに入れて携帯しています。非常に安価で簡便な方法なので、是非まねしたい技ですが、一般的な容器がプラスチックやアルミ製なので、環境ホルモンとアルツハイマーが気になって購入出来ませんでした... 魔法瓶でトライしてみようかな。

蘇州のお茶屋さん。お勧めしてくれるのもやっぱり緑茶でした。こうしてみると、緑色の薬屋さんみたいですね。

投稿者 Haruna : April 3, 2006 5:30 PM

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コメント

ペットボトルって
持ち歩くようになりましたよね。

こどもは水筒もっていましたが、
ひと昔前、大人はどんな水分補給でしたっけ..?

前より、喉が渇くようになったのでしょうか。

Posted by: あまの | April 5, 2006 8:59 AM

不思議ですよね。我慢してたんでしょうか。
はたまた道ばたの水道や水飲み場で気軽に飲めたのか...。
大人も水筒を持っていたのかもしれません。今でもおじいさんなどは水筒を持っている人も見かけますよね。

そういえば、新幹線などでお弁当と一緒に買うお茶、最近見ませんね。あれ、好きだったなぁ。

Posted by: haruna | April 5, 2006 10:56 PM
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