April 14, 2006

上海 快速食物の旅 01  食紀行

時速430キロを出すリニアモーターカー(磁浮列車)が走っている街、上海。近未来なビルとパジャマを着た老人が共存しているなんとも不思議な街だけれど、そこには発展と昔ながらの食べものが「スピード」というキーワードでぴたりと共存しているように思えます。

04.jpg日本では煮つめたお菓子の状態ぐらいでしかなかなか見ることのできないサンザシですが、こちらでは生のまま串に刺して、べっこう飴でコーティングしたものが屋台で売られています。
見かけはちいさなザクロですが、中はすかすかしたやわらかいリンゴみたいな感じ... 
しかしながら、これが酸っぱくて風味豊かで、カリカリした外の飴と絶妙なのです!


sanzashi果物はサンザシの他に、イチゴやミカン、キウイなんかの飴がけも売られていて、こんなふうにザルにさして売られています。お値段は2〜5元ほど(1元=16円)。やややややすい...
ぜひとも日本に持って帰りたい味ですが、カリカリの飴が湿度に弱いので、なかなか難しいみたいです。こちらでも湿度の低い冬季限定で売られている、いわば旬の味なんだそう。
生のサンザシが洗ってなさそうで少し気になりましたが、まぁそれも旅の醍醐味。上海にお出かけの際には、物怖じせず体験してみてほしい一品です。

投稿者 Haruna : April 14, 2006 12:37 AM

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