January 4, 2005
鏡餅 食紀行
名古屋市内のとあるお寺にお供えしてあった鏡餅、ピンク色な上に三段重ねだった。
名古屋の鏡餅がこうなわけではない。おそらく神社でなくお寺であるため、中国の流れなども汲んでこういうものになったと思われる。
ちなみに日本鏡餅組合によると、鏡餅とは神様と人を仲介するものであり、1年間の幸せを願う「晴れの日」に神前に捧げた餅をみんなで分け合って食べることで、神様からの祝福を受けようという信仰・文化の名残りらしい。
鏡餅は神様にお供えしてからいただく尊い餅なのである。「お供え」が鏡餅の別名となっているのはこうしたことに由来しているとのこと。
鏡開きは1/11。神様のお下がりとして餅をいただく儀式である。
最近はもう一般家庭で本物の鏡餅をお供えするところは少ないだろう。祖母のうちでは未だにちゃんとした鏡餅をお供えしているが、実家では専らサトウ食品の福餅入り鏡餅である。
投稿者 TN : January 4, 2005 12:11 PM
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