初めまして！！！韓国といいますととても鮮やかな色合いと言うのでしょうか？とてもカラフルにまつりごとであるとかその他お祝い事などのイベントとなるととても鮮やかな感じがするのですが日本では雛人形といって一般的には飾り付けをしますが韓国では何か食べ物以外にもお祝い行事の一つとして何かされますか？

申さん、どうも初めまして。
韓国のカラフルさは僕もかなり印象に残っています。
雛祭りですが、.automealは少し韓国に縁があるものの、そこまで詳しいわけではないので残念ながらわかりません。ごめんなさい。でも、韓国の友人がいるので今度聞いてみてわかったらお答えしますね。

ではでは。

はじめまして。
「サムジンナル」についてちょっと調べてみました。
春の訪れをお祝いする節句で、今年は4月11日（旧暦の3月3日）でした。
日本の雛人形のような飾りつけは特に無いようですが、ツツジ（正確にはツツジによく似たチンダルレという韓国のお花）を使って、特別なお料理をこしらえるそうです。写真のようなお餅（ファジョム）や、花を漬け込んだトゥギョンジュというお酒を楽しむということです。おそらく、左側の写真のお椀に入っているのは、そのトゥギョンジュではないでしょうか。

サムジンナルの他にも、韓国では村のお祭りとして楽しくお祝いする節句があったようで、その中の一つが5月5日の端午の節句です。
若い女性はブランコやノルテギ（立ち乗りのシーソーのようなもの）で遊び、その日のために着飾ったチマ（スカート）やリボンを編みこんだ髪がふわふわと翻る様子が、とても美しかったといいます。
また若い男性はたくましい体にまわしを締めて、シリム（韓国の相撲）で力を競ったそうです。

miyoさん、どうもありがとう！
チマを着てのブランコ乗りとシーソーなんて、考えただけでも色鮮やかですね。
韓国の節句のお祝いは、色のイメージもあるけど、日本よりにぎやかな感じがしますね。
暦上では共通するお祭りなのに、国が違うと変化が出る。
おもしろいです?。

どの民族にとっても、同じものを一緒に食べることには特別な意味を見いだしますよね。
例えば同じかめで醸した酒や、ひとつの臼の餅、同じ釜の飯、などなど。
節句の"句"の字は、もともと"供"の字をつかい、人に供するもの、すなわち食べものを意味していたと柳田国男は『年中行事覚書』でいっています。
韓国も日本も、稲作を中心にした文化ですから、節句というのはそういった農耕のタイミングをはかったお祭りだとおもいますし、だとすると、やはり食べものが祭りのメインになってくるのだとおもいます。

祭りと食べものが我が研究論文のテーマと重なっておりまして、ちょっと寄り道して調べてみました。
少しでも参考になれば。