March 13, 2005
韓国のファーストフード 食紀行
韓国の屋台は、独自のファーストフード文化である。
スンデ(豚の血の腸詰め)、タイ(フナ)焼き、おでん、トッポキ(モチ)、サツマイモスティック、海苔巻き等々、種類も豊富だが、どこも卸元が同じなのか、味に大差はない。博多みたいに集まってあるのではなく、歩いているとポツリ、ポツリとちょうどいい場所に待っていてくれるかんじ。極寒の気候もあって、こういうほっとできる場所がとにかくたくさんある。
女の子の一人食いだって一般的だ。スラリとしたかわいい子が、串にささった大きなおでん(韓国でもオデンという)を軽く平らげて、そして去っていく。あくまでファーストフード。
というのも、韓国の家庭料理は小鉢の多さに現れているように、大人数で食べるようなシステムになっている。よって、一人で移動しているときなどには、料理屋にも入りづらいし、軽く道で空腹を満たすというのが理にかなっているのだ。
マクドナルドなどのハンバーガーチェーンも、日本よりずいぶん少なかった気がする。韓国人に肥満が少ないのも、韓国独自のファーストフードのおかげかもしれない。まだまだ興味深い、韓国の食文化である。
画像は「トーストゥ」とよばれる韓国の屋台サンドイッチ。食パン、ハム、卵焼き、キャベツ、ケチャップ、ジャム(!)などを一緒に鉄板で焼いて、アルミホイルに包んでくれる。ボリュームたっぷりで約100円。ジャムに?となりつつも、くせになる味。
投稿者 Haruna : March 13, 2005 12:02 AM
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