May 11, 2006

飲み込むタイミング  偏食マップ

27才 横浜出身 男性 T.O.さん 昔は、まぐろの赤身が血の固まりに見えて、食べれませんでした。

食品名評価詳細
たこ焼きとにかく好き。きっかけは、小学生の頃、おばあちゃんと出かけたときに、イトーヨーカドーで食べさせてもらったたこ焼き。
びんとろ回転寿司で必ず頼む。どこの場所で食べてもハズレがないと思う。
ラーメン横浜生まれということもあり、家系ラーメンが好き。特に実家の近くにある"寿々喜家(すずきや)"の麺カタ、海苔多めが最好(さいこう)。
サッポロ一番塩ラーメンインスタントラーメンの中で一番好き。実家では、毎週日曜日の昼食がこれでした。
根の津のうどんすべてが丁度良いうどん。
パクチー沢山入っていると食べられない。例)メキシコでパクチーのスープが食べれなかった。
鮮度の悪い焼いたレバー×口の中でボソボソするのが気持ち悪い。
小腸(コテッチャン)×飲み込むタイミングが分からない。
キリンビール毬花薫りがよく美味しかった。昔、期間限定で売られていたけど、現在は販売されていない。年越しに一箱買ったけど年越した頃にはなくなっていた。(一人)

キリンビール毬花は一部で通称「マリ○ァナ」と呼ばれて盛り上がってましたね。

牛の小腸を「コテッチャン」と言いますが、多くの人にはエスフーズの製品「こてっちゃん」でお馴染みでしょう。そういえば最近食べてないな、と思ったらこういうわけでした。

どうりで見ないわけです。現在は豚の「とんてっちゃん」が頑張っているようです。


さて、飲み込むタイミングの話。そういえば以前の偏食マップ回答にもそんなことがあったなと思い、見返してみるとやっぱりありました。

飲み込めない理由というのはそれぞれにありそうですが、なかでもモツ系の「くちゃくちゃ」噛み切れない感じはその中でもハードな方に入るでしょう。

ものを飲み込む、飲み込めないというのはただその食べ物についてだけでなく、いろいろなことを連想させます。

例えば離乳。それまでは「飲み込む」というよりは「流し込む」あるいは「流れ込む」だった栄養を自分の意思で噛み、そして自分の意思で飲み込まなければいけない大きな転換期。母親でないほとんどの人はそれを乗り越えてきたことすら忘れていますが、一部の摂食障害の人にはその頃をイメージさせるような行為が見られたりもするようです。

そのものへの負の印象から。嫌いな食べ物であったり、食べられるものとして自分が許容できないもの(虫や薬、グロテスクなもの。オブラートも?)に対しては意識的にも肉体的にもストップがかかって、飲み込めない、あるいはすぐ戻してしまうことがあります。これは自己防衛本能として正しいのかもしれません。

エロティックな行為。

牛などの反芻。

とてつもない食欲を満たすのと、贅の限りを尽くしたいがための意図的な「戻し」。

口腔的な快楽と直接繋がっている「飲み込む」という行為。考えてみると色々面白いことがわかりそうです。それだけで一生のテーマになるな。

投稿者 Kei : May 11, 2006 1:56 PM

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