他のカテゴリーには入りきらない記事のアーカイブ。

May 17, 2007

おいしい、あるいはおいしくないガジェット

Engadget0705
なんとか2.0とか、マッシュアップとか、ITだとかよくわからない何かを普通の実生活上で活かせるように奮闘されている方がいるらしいです。

Desktop Factoryが5000ドルの3Dプリンタを一般消費者の手に届けようと奮戦する一方、マッドな自作プロジェクトでおなじみのEvil Mad Scientist Laboratories (悪のマッドサイエンティスト研究所)はジャンクパーツと超安全な素材を使った材料費500ドルの手製3Dプリンタを完成させました。

甘い手作り3Dプリンタ CANDYFAB 4000 - Engadget Japanese

"News Brews"はニューヨーク大学のBenjamin Brown氏が開発した「飲料インフォマティックス」コーヒーメーカー。世界の各地域を原産地とするコーヒー豆を内蔵しており、RSSニュースフィードの内容を解析して地名の出現頻度に応じブレンド比率を変更、味覚によって世界情勢を味わうことができる画期的発明となっております。

RSSフィードをコーヒーに変換するコーヒーメーカーNews Brews - Engadget Japanese

ネタ元が同じ所なので手抜きのようなエントリですが、いつも購読している Engadget Japanese でちょうど食べもの絡みの面白い情報があったのでご紹介。

簡単に要約すると

  • パティシエ2.0はCADが必須
  • 中南米方面のブログが yummy!

ということだと思います。

Posted by Kei at 12:32 AM | トラックバック

May 13, 2007

二人静、和菓子のネーミング

2Ninsizuka01名古屋の銘菓として知られる両口屋是清の「二人静」。中森明菜のシングルや花の場合は「ふたりしずか」ですが、これは「ににんしずか」と読みます。

茶花の「ふたりしずか」のイメージをもとに作ったものです。尾張地方では「ににんしずか」といわれることが多く、それを生かして菓名にしました。

両口屋是清

写真の金魚は関係ありません。

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Posted by Kei at 11:41 PM | トラックバック

April 17, 2007

『ランチの女王』の竹内結子

まだ.automealも始まっていなかった2002年夏、フジテレビの月9に『ランチの女王』というドラマがありました。僕は連ドラはほとんど見ないのですが、江口洋介に堤真一と好きな俳優が出ていたので、なんとなく見始めて毎週楽しみにしていました。主演は竹内結子で、他にもまだまだ初々しい妻夫木聡、伊東美咲、山下智久、山田孝之といったメンツが脇をしっかり固めています。今ではこのメンツが揃うことはなかなか考えられない贅沢な布陣でした。再放送を久しぶりに見返していたら鈴木えみやサトエリも出ていたんですね。配役等の詳細はWikipediaを参照。現在、再放送をしているんですがそろそろ最終回を迎えます。平日の夕方という時間帯なので見られる人は限られると思いますが、もし気になった方やもう一度見たいという方は録画やレンタルを駆使して是非どうぞ。

さて、なぜ『ランチの女王』の話題かというとあまり深い意味はありません。このドラマで何かを学んだとか、考えられさせられたとか特にありませんし、ましてやこれがあったから自分や.automealがあると言う気も全くないのですが、このドラマを楽しみにしていたのにはそれなりの理由がやっぱりあるのです。

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Posted by Kei at 5:42 PM | トラックバック

March 7, 2007

たべるトンちゃん

たべるトンちゃん (単行本)たべるトンちゃん
初山 滋 (著)
出版社: よるひるプロ

おねがひ が あります
ぼく に みなさん が
ゑさ を くださる やう に
くふう
して いただきたい
ビイー
とんちゃん の ためなら
ニャー

たべもの を たべられる とき が いちばん すきな食いしん坊のトンちゃんが主人公の絵本。初版は昭和12年の12月25日(クリスマス!)。平成17年10月によるひるプロが当時の大変手間のかかったであろう豪華絵本のテイストを大切に復刻しているのがこれ。童画家・挿絵画家の初山滋がストーリーも版画も手がけている。

第二次大戦前の作品ということを考えなくても、その版画=反復(アイコン的?)なグラフィック感覚は今でも十分魅力的。

明治の末に、この世に生まれ、大正、そして昭和へ、その間、おもうぞんぶんオレの好き勝手なことを、ズーッとやりつづけて、昭和の終わる頃でしたか、自分もあの世へいきました。

あとがき・初山斗作

そんな作者が自分の好きなように手間をかけて絵を描いて、話を作って、本にしたこの「たべるトンちゃん」はただのノスタルジックなおしゃれ絵本にしてしまうにはもったいない大事な大事な作品です。

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Posted by Kei at 10:13 PM | トラックバック

3月4日の蔵開きレポート

070304-1一つ前のエントリーで紹介した「君萬代 田中酒造」さんの「蔵開き」へ行ってまいりました。
年に一度だけ酒蔵を一般公開ということと、普通の酒屋には出回らない搾りたての生原酒が飲めるということで、あっという間の2時間は大盛況でした。取手市民はもちろん、この日をずっと楽しみにしていたという神奈川県からのお客さんもいらっしゃってました。昔、新聞記者をやっていた時に神奈川県内の酒蔵をいろいろ回っていた中、何かの縁で訪れた取手のここの酒が忘れられず、去年約10年ぶりに訪れてからこの日を待っていたそうです。来れなかった奥さんにもお土産を買っていかれました。

蔵見学のルートはもろみ、麹を見て槽場(ふなば)でその「搾りたて生原酒」を体験、外へ抜けて利き酒大会に味比べ、酒粕つかみ取りという流れでした。まだ完成の酒には遠い「もろみ」の段階から「搾りたて原酒」への変身の過程にはみなさんびっくりしていました。そのおいしさにお客さんの顔が明るくなるのをみているとこちらまでなんだか嬉しくなります。

070304-2 070304-3

先代が亡くなられてから、若い社長夫婦とベテランの南部杜氏を中心に取手の街、取手の水を大事にして日本酒をつくっている「田中酒造」らしいとても充実した一日でした。当日の応援スタッフに芸大生や芸大OBが多く入っているのも(自分もですが)取手の地域性がよく出ていたように思います。おつかれさまでした&ありがとうございました。

Posted by Kei at 8:02 PM | トラックバック
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