他のカテゴリーには入りきらない記事のアーカイブ。

July 29, 2005

うなぎのかおり

「28日正午ごろ、JR千葉駅の駅員から「外房線ホーム付近で煙が出ている」と119番通報があった。消防車10台に消防ヘリも出動し、隣接する駅ビルの客約150人が避難した。
消防署などの調べでは、煙の元は駅ビル地下1階のうなぎ店。完全装備の消防隊員が店内をのぞくと、客が黙々とうなぎを食べていた。
この日は、土用の丑(うし)の日の稼ぎ時。同店では昼食用に120匹のうなぎを焼いたが、一度に30匹をまとめ焼きしたために、換気が間に合わなかったらしい。 」7月29日、asahi.comより

ウナギの香りだけでご飯を食べられる国、ニッポン。
ほっとしますね。

Posted by Haruna at 12:27 PM | トラックバック

July 12, 2005

インドネシアのジャムゥ

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インドネシアにジャムゥと言われる飲み物がある。生薬を調合した漢方ドリンクのようなもので、民間では立派に医療としての地位を確保している薬のようなものである。
ジャムゥの店は、その多くが市場の片隅に店を構えていて、女性のみが口承で伝えるレシピのない医療人類学的存在である。しかし、貧しい人たちだけのものというわけではなく、ある程度教養のある人や地位のある人たちの中にもきちんと根付いていて、むしろ、後付として医療の分野での解析が現在進められている。
ジャムゥがユニークなのは、漢方薬のような乾燥した素材ではなく、あくまで生の植物を調合して、生のままジュースの形で人々に利用されるという点である。保存のきかない生の素材を利用するということは、そういった材料が豊富に手に入るインドネシアの気候があってこその文化であるといえよう。また食べもの(植物)に対する土着的な意識が見え隠れしているようで興味深い。
ジャムゥという名前は、ややもするとインドネシアがジャム文化の源流であるとするなんらかの仮説の、一つの証拠になるかもしれない。が、この仮説は単なる個人的興味でしかないので、学問的裏付けは全くと言っていいほどない。しかし、小麦文化ではないアジアから、もしかしてジャムの源流が見つかったとしたら、ちょっとロマンのある話だとおもうのだ。
もちろんインドネシアを植民地にしていたオランダにも、たくさんのジャムを使ったお菓子が存在している。なにかしらの影響、受けていないかな。ちょっとしたミステリーである。

今週末、小学3年生から中学生までを対象に、ジャムを使ったパーティーのワークショップをします。
画像は盛りだくさんの今回のジャムイメージから。.automeal流ジャムのおもてなしに好御期待。

Posted by Haruna at 1:37 AM | トラックバック

July 7, 2005

YEBISU BEER

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夏です!ビールです!
YEBISUビールの今年の夏の広告は、トマトとキュウリ。いたってシンプルだけど、すごく美味しそうで目を惹く広告。

YEBISUのサイトでは前の広告が見られたり、ビールに合わせた料理のレシピも見ることができるので、そちらも御覧あれ。
YEBISUビール

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Posted by TN at 8:58 PM | トラックバック

July 2, 2005

チャーリーとチョコレート工場の秘密

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「ウィリー・ワンカは変わり者のチョコレート工場経営者。貧しいチャーリー・ バケット少年は、たった5人しか招待されないという、夢のような工場見学の招待券を手に入れる...」

じわじわと話題になり始めているティム・バートンとジョニー・デップの「チャーリーとチョコレート工場の秘密」
原作は、世界で1500万部のロングセラーのロアルド・ダール「チョコレート工場の秘密」。1971年に映画化されたものを、ティム・バートンがエンディングを異なったものにリメイク。
サイトで見る限り、登場人物がかなり原作に忠実なキャラクターに描かれている。Violet(ジャージの女の子)やGloop(太ってる男の子)には思わず膝を打ってしまいました。
映像的にもかなりかっこいい。チョコレートのメガネのシーンなんか期待大です。
9月の公開がたのしみ。

アメリカ版 The Official Charlie and the Chocolate Factory
日本版(まだのよう) チャーリーとチョコレート工場
WONKA 本当にあるんです。

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Posted by Haruna at 9:10 PM | トラックバック

April 17, 2005

出た!…けど

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昨年7月に書いた深澤直人の「バナナジュース」を店頭で発見。今年3月14日にTaKaRaから発売されたらしい、バナナ・オ・レ。

しかし残念ながら、形も手触りも深澤氏の作ったものには程遠い仕上がり。深澤氏の試作ではマットなバナナの質感も再現され細長のフォルムがバナナらしさを一層引き立てていたのに対し、この「バナナ・オ・レ」は表面がツルツルの加工になっており、形も太くなってまったく色気のない商品になってしまっていた。

いつかは商品化されるだろうなと思っていたが、これではちょっとがっかりである。
深澤氏の試作を手に取って体験していなかったら、ちょっと面白いパッケージだな、っていうくらいに感じたと思うのだが。
そんなこんなで、手には取ったが買わずじまいである。

TaKaRa バナナ・オ・レ リリース情報

いや、でも…

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Posted by TN at 9:30 PM | トラックバック
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