2006伊丹国際クラフト展　酒器・酒盃台　東京巡回展 2　 works

こぼれ梅のアイスクリーム
今回のレセプションのデザートはアイスクリームに「こぼれ梅」を練り込んで、千鳥のビスケットを添え、梅皿にアレンジしました。千鳥の形は今回提供いただいた日本酒のうちの一つ「千鳥正宗」の酒銘から。「こぼれ梅」というのは、伊丹の名物お土産の一つで、みりんの搾り粕。芳醇な香りと素朴な甘さがかえって新鮮に感じます。またアイスクリームに混ざることで、クランチビスケットのような食感になるのも特徴です。

• クリームチーズの醤油漬け
• 手作り韓国海苔
• 利尻産干蛸

今回のパーティは日本酒がメインということもあり、いつもとはまた違ったメニュー構成になりました。日本酒に合うことはもちろん、それぞれの量は少なめにして、そのかわり品数を増やして、五種類のお酒を飲み比べながらそれぞれのメニューと日本酒のマッチングを楽しみながら、会話と場を楽しめるように構成を考えました。小さいカップの鰹節の下には一口大のクリームチーズの醤油漬けが隠れ、胡麻油の風味がきいた手作りの韓国海苔はミルフィーユのように重ねます。海の香りが凝縮された干蛸が日本酒に合うのは言わずもがな。

箸で各料理をとっていただくのも.automealのレセプションではあまりないのですが、今回はその箸袋にメニューのリストが折り畳んで組み込まれています。

こちらは『Terje Vigen Yokohama 2006』のレセプションのメニューに続いて、signifのjunkoさんの作。紙の質感を利用したメニューのデザインはここのところの.automealのレセプションにとって貴重な戦力となっています。

投稿者 Kei : December 30, 2006 9:41 PM