海外や国内を旅する中で出会った面白い食べ物、習慣についてのレポート。
June 26, 2004
June 10, 2004
京風
京料理屋の炊き合わせ
どんなに遠方の食べものであっても「どうせ」近くで食べられる。でも、やっぱり、雰囲気とか、思い出とか、時間とかは、身にならない。これってなんなんだろう。これもファーストフードといえるのですか。
続きを読む "京風"June 7, 2004
June 6, 2004
@内モンゴル
一昨年の夏に中国〜内モンゴルへ行った。その時のことを少し。
内モンゴルには4日間滞在し、4日間ずっと馬に乗っていた。ひたすらだだっ広い草原を移動する。夜はゲルに泊まる。そんな日々の中で食事は何よりの楽しみであった。内モンゴルと中国(主に北京)ではけっこう味が違った。内モンゴルの食事の方が質素と言えば質素なのだが、野菜中心で滋味深く、私は好みだった。朝はお粥にゆで卵、搾菜、給食とかででるタイプのソーセージ(サイズはかなり大きい)、それにチャイ。チャイは薄いんだけど、なんか美味しいんだ。お昼はバスが運んでくる。器はほか弁とかである、スチロールのフタ付きの白い容器。それにゴハンor饅頭(肉マンの皮だけのやつ)、おかず2~3品程よそってもらう。おかずは主に野菜を炒めたもので、蛋白源は羊肉か卵。そしてリンゴも付く。大雑把な料理なんだけど、ヘトヘトで食べるその食事はすごく美味しかった。夕食も容器は同じで、ゲルごとにモンゴル人がガサッと配りにくる。軍隊の食事なんかを連想させる感じだ。そして衝撃だったのが、毎晩出てきた羊の臓物とジャガ芋のスープ。なんと洗面器に入って出てくる。でもこれがまたウマイのだ。ちょっと辛い味付けでゴハンが進む。
洗面器に入った、あのスープ、あぁもう一度食べたい。
内モンゴルでは羊の解体も見た。手早くて鮮やかだった。世界ウル○ン滞在記なんかでよく女の子が泣いてるけど、そんな感傷は全然なかった。初日に羊の丸焼きでもてなしを受けたが、それもすごく美味しかった。羊の癖が全く無く、味付けもそんなにしてないんだけど。
同行者の半分以上はお腹を壊していたが私は全然平気だった。
多分続く。