海外や国内を旅する中で出会った面白い食べ物、習慣についてのレポート。

August 23, 2005

水が合う

Sarajevo-Water

サラエボで普通に手に入る水を集めてみた。左から Olimpija, Dijamant(ガス入り), Sarajevska, Jamnica(ガス入り), kiseljak(ガス入り), Jana。OlimpijaとSarajevskaにはガス入り、Janaにはフレーバード(苺、レモン)がある。一緒にいた日本人メンバーに一番人気があったのは"Jana"で一番ナチュラル。Contrexもガス入りも全然いける自分は"Jamnica"も好き。

その土地に合う、合わないは、それこそ「水が合う」、「合わない」と大きく関わってくる。サラエボは水道水もそのまま飲めるし、ミネラルウォーターのレベルも高く、Sarajevskaは2003,2004とブリュッセルで賞をもらっているほどだ。必然的にビールもおいしい。なぜ水がおいしいかについて、「地雷が溶け出しているからじゃない?」なんて冗談も。

  • 水も滴る
  • 水を打ったように
  • 水を得た魚
  • 水が合わない
  • 水があく

サラエボの「水」はどの「水」だろうか。

Posted by Kei at 12:23 AM | トラックバック

August 22, 2005

ジリジリとクルクルと

Piletina1

暑い時に冷たいものを食べたいと思う。しかし盛り蕎麦も冷麺もないのでやはり熱いものを食べる。

Piletina2炎天下の中、モクモクとジリジリとクルクルと炙られる鶏。家から近いこともありずっと食べたいと思っていた丸焼きを、サラエボ生活も終わりに近づいた久しぶりの晴天の日、みんなを誘って食べる。うまいんだな、これが。7人で3匹はちょっと多かったが、ちゃんと味付けされたそれは、パリパリの皮とジューシーな中の肉、内臓までもどんどん食べられた。というか、丸焼きを目の前にしての食事はまさに「むさぼり食う」という感じだった。1匹丸々で7KM(約300円弱)。

暑い日には熱い食べもので冷たいビールを飲もう。

Posted by Kei at 9:31 AM | トラックバック

August 20, 2005

ボスニアのイタリアン

ボスニアの料理は前に紹介した通り、ハンガリーやトルコをはじめ近隣諸国の影響を受け、その差異はわずかながらも独自の食習慣を築いている。オスマン・トルコ帝国、ハプスブルク帝国による支配、カトリック、イスラム、セルビア正教と混在する宗教、アドリア海を挟んでイタリアと向き合う地理。食習慣はバルカン半島の歴史と地理をそのまま表している。

Bih-It01Bih-It02

ヨーグルトと肉料理、パプリカに代表されるいかにも中欧的な料理だけでなく、市内ではイタリアンも食べられるのだが、一般の人の生活水準を考えると値段は高い。ちゃんとしたレストランは観光客や外交官などの外国人向けといった感じであるが、その値段に見合う味とサービスの水準はさすがに保たれている。

サラエボでおすすめのイタリアンレストランを2軒紹介。

続きを読む "ボスニアのイタリアン"
Posted by Kei at 1:36 AM | トラックバック

August 12, 2005

サラエボのハンブルガー

Hamburger

サラエボでもハンバーガーはファーストフードの定番だ。ドイツ語っぽくハンブルガーと言う。写真のようなハンバーガーや、ボスニア式ハンバーガーと言えそうなピレスカビッツァなどを目の前で焼いてくれるキオスクが街の所々にある。亀と比べても大きさはわからないと思うけれど、相当でかい。直径15cmくらい。女性はかぶりつけないくらい。肉はどっかのパティみたいな成型肉より粗びきでジューシー、他にはトマト、千切りのキャベツ、マヨネーズ、パプリカのペースト、マスタード、ケチャップ。パンも大抵一緒に焼いたり暖めてくれる。これで2KM(140円くらい)。

日本のチェーンのハンバーガより全然おいしいと思うんだけど、こっちで外食となると、チェバピやハンバーガー、ピザなんかにどうしても偏ってしまう。野菜がどうしても足りない。

ちなみにサラエボにはマクドナルドはないが、バーガーキング?はある。でも看板は"HAMBY KING"なのでパチもんかも。ワッパーとかないし。

Posted by Kei at 9:24 PM | トラックバック

July 30, 2005

BRAJLOVIĆ / MOZAK

Fried-Brain

サラエボ市内からトラムに乗ってブトミル空港方面の終点、ミリャツカ川に面してレストラン"BRAJLOVIĆ"があります。お店の顔でもある水車は、川の流れがゆっくり過ぎて廻っていませんが、涼しいし、眺めもいい、店員もとても丁寧で感じが良い
08/08 昨日ここを楽しみに行った友人がとても不愉快な目にあったらしい。今まで2回行ってどちらも感じが良かっただけに信じられないのと、裏切られたのがショック。サラエボでこの店には入らないように!

郊外のここは避暑地にもなっていて、泉のある自然公園へもここから行けるし、馬車も走っている。

ボスニアでポピュラーな料理はほぼ全部食べられる。で、上の写真なのだが、MOZAKといって、脳(羊?)のフライ。これで8KM(600円弱)。どうしても肉料理に偏りがちなサラエボだけど、レバーや脳みそ、その他いろいろな部位が食べられている。ただ、ちょっと高い。食べたことのある人はわかるけれど、卵の黄身や白子をもっと濃くした感じで鼻血が出そう。

脳を食べる習慣は中東地域を中心によく見られるけれど、BSE以後ちょっと不安なのも確か。羊だったら全然問題ないものか。でも僕は好奇心のが強いので牛でも食べそうです。

Posted by Kei at 7:45 PM | トラックバック
www.flickr.com
add.me's .automeal photoset