海外や国内を旅する中で出会った面白い食べ物、習慣についてのレポート。

December 30, 2005

Anthony's Pier 4 @ BOSTON

Anthony's Pier 4 at Bostonでシーフード

ボストン港が一望できるシーフード料理の名店、Anthony's Pier 4での昼食。このお店、歴代大統領(ケネディからブッシュまで)や俳優をはじめ、日本の皇太子さまも訪れているらしい。

ボストンは魚貝類が豊富で、特にロブスターやクラム(アサリ)、牡蛎なんかが有名だ。そこで昼間っからボストンのシーフードを満喫すべく、盛り合わせをオーダー。上段にはロブスター、牡蛎、クラム、ムール貝、海老、蛤などのシーフードが盛り沢山!下段にはワインビネガーやカクテルソース、チリソースなどが小皿に並ぶ。

こっちの牡蛎は日本のものと微妙に味が違い、日本のものよりも貝類的な味で牡蛎独特の風味はあまりしなかったので牡蛎好きとしては物足りなさもあったが、食べやすくて美味。

boston2.jpgクリスマスシーズンだったので、パーティーなのか、後ろでは赤い服装のおばさま方が昼食会をしていた。

Posted by TN at 1:43 AM | トラックバック

November 19, 2005

中華街で、アートと豚足ソバを

tokki01.jpg横浜トリエンナーレ2006や東京芸大に新設された映像研究科で、最近アートの話題が絶えない横浜。
.automealのスタッフも、仕事に私事に学業にと、月に数回は訪れる機会があります。普段の私たちの活動地点とはちょっと距離があるのですが、横浜はなんといってもおいしいものが多いので、おかげさまで足取りも軽く通っております。
さて、今日は中華街でおすすめのお店をご紹介。
1945(昭和20)年に麺を卸す製麺屋として開業した店で、麺類のうまさは中華街の中でも指折りの「徳記」さんです。

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Posted by Haruna at 9:48 PM | トラックバック

October 27, 2005

チェバピ・ブーム来るか?

食べ物に関してのアンテナをあちこちに張ってるのですが、RSSで購読してるAll Aboutに遂にチェバピが!

レシピも載ってます。実際この工程見ても分かると思いますが、「皮なしソーセージ」というよりは「細長いハンバーグ」といった感じに近いです。これを機にチェバピがブームになることは... ないか。

ちなみにgoogleで「チェバピ」を検索すると上位4記事が僕の書いたものでした。「チェバピ・エヴァンジェリスト」です。僕はサラエボにて「チェバピ・シーズニング」を10袋ほど購入したのですが、内容表示が全く読めません...

尚、チェバピとチェバプチチは同じで、チェバプチチが正式な名前でチェバピは通称。レストランなんかでは「チェバプチチ」とメニューに書いてあったりするけれど、サラエボでもベオグラードでもほとんどの人が「チェバピ」と言う。

Posted by Kei at 4:31 PM | トラックバック

September 4, 2005

ベルリンとドネル・ケバブ

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今度はベルリンである。
ボスニアで「Ćevapi チェバピ」を見ると思い浮かぶのは、日本でも有名な「DÖNER KEBAP ドネル・ケバブ」だと思う。でも実際に比べてみると大分違うものになっている。ベルリンで売っているドネル・ケバブはチェバピより野菜が多い。そしてチリ系の辛味も加わる。そしてパンは外側をカリッとさせたパニーニに似たもの。

Doner02Doner03よく考えてみると不思議な食べ物で、こうやって肉をたくさん重ねて串に突き刺してクルクル回しながら側面を炙る。そして食べる時にはよく研いだナイフで削ぐのだ。誰がこんな食べ方を考えたのかわからないけれど、外側にジューッと肉汁が染み出しているのを見ると食欲をそそられるし、中の方を加熱しすぎないと考えればなかなか合理的な調理法かも知れない。

ベルリンを訪れたことが無い人は「なぜベルリンでケバブ?」と思うかも知れないが、ベルリンは本当にドネル・ケバブを売るインビスや店が多い。

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Posted by Kei at 7:18 PM | トラックバック

August 25, 2005

ベオグラードのタルタルステーキ

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さて、今度はセルビア・モンテネグロ(旧ユーゴスラビア)のベオグラードへ。ユーゴスラビアはご存知の通り、今のスロヴェニア、クロアチア、そしてボスニア・ヘルツェゴビナを含む連邦国家であり、それぞれの独立後、残っていたユーゴスラビア(セルビア共和国、モンテネグロ共和国、そしてコソヴォ自治州)が最近になって「セルビア・モンテネグロ」に改称したものである。

首都ベオグラードのカレメグダン公園、映画「アンダーグラウンド」にも出てきた動物園の隣のレストラン"Калемегадcкa Тераcа カレメグダンテラス"にて300gはあると思われるタルタルステーキとセルビア風サラダを食べる。こんな量のタルタルステーキを日本で食べようと思ったらいくらするだろう?
タルタルステーキと言えばポーランドだけど、公園内の中世の砦跡や古い兵器などを見ていたら、バルカン半島の文化の交流と戦争の歴史が最近始まったわけでないことにあらためて気付かされる。

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Posted by Kei at 3:18 AM | トラックバック
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