おいしかったり、エピソードがあったり、きれいだったり。そんなお店を紹介。
June 12, 2005
KUA'AINA で夕食
The Best Burger from Hawaii, KUA'AINAのアヴォカドバーガーのセット。「クア・アイナ」と読みます。いつもよりちょっとどっしりとして、ジューシーな(そしてちょっと高い)ハンバーガーを食べようと思ったら、地元の五反田にあるクア・アイナへ。いい値段はするのですが、満足度は十分。
ジューシーな肉、輪切りの玉葱、アボカド、レタスにトマト。中身がたっぷりでブレッドを閉じていわゆる「ハンバーガー」スタイルで食べるのは慣れないと難しい。口の小さい女の人には大変かも。
↑確かにそうですねー。好きな食べ方で構わないのです。苦手な玉葱もたっぷり入ってますが、残したりせずちゃんと食べます(大人!)。野菜も摂れるのでたまにはこんな夕食もいいでしょう。
KUA'AINA 五反田店
品川区西五反田1-26-7
他には、青山店、渋谷宮益坂店、丸ビル店、鎌倉店、イクスピアリ店など。
続きを読む "KUA'AINA で夕食"June 9, 2005
根津 CAFE NOMAD
根津の交差点、小さなモスの横を一歩入ったところにある「CAFE NOMAD」。ミーティングの時カフェ好きのTNに教えてもらってから、なにかと寄るようになってます。学校が近いこと、根津、谷中という地域でプロジェクトをやっていること、関わっているNPOの事務所が近いこと、遅くまでやっていること。もちろんちゃんと入れたコーヒーが飲める、気の利いた食事が出る、ビール「キルケニー」が飲める、と「地カフェ力(じかふぇりょく)」が強い。根津という場所柄、展覧会のDM、イベントのフライヤー、映画のチラシなんかもお店の中に結構あったりと、ミーティングにも、デートにも、ただお茶するにもいいところです。
ラテ、カプチーノの絵については「Stolen Moments: バリスタの思い、ラテの絵」に書いたのでそちらもどうぞ。
NOMADをとりあげてるブログをいくつかご紹介
そうそうアート関係者はもちろん、東大生も多いのですよね。
続きを読む "根津 CAFE NOMAD"May 28, 2005
CHANELのボタンを召し上がれ
グローバルスークの箸休めに、プチフールなレビューをひとつ。
CHANEL ginzaでは、CHANEL Pygmalion Daysという企画が行われています。才能ある若いアーティストを育てる活動として、およそ年間50回のミニコンサートが企画されていて、今回はチェロの鈴木聡子さんの会。
そこで演奏が終わってから出てきたのがこのチョコレート。同ビルディング5階のレストランBEIGEで出されている、CHANELのボタンをかたどったものです。CHANELスピリットとしてなかなか心憎い演出!
音楽と美術は同じ芸術分野でも、なかなかどうしてつながる機会の少ないものです。しかし、こうして共通項としての食べものから眼差してみるとおもしろい。普段は美術分野に籍を置いている.automealですが、音楽分野も食べもののある風景として、鮮やかな印象を受けました。
May 21, 2005
上野サムラートでランチ
サムラート上野店でランチ。カレー3種、サラダ、ナン&ライスお替わり自由、ソフトドリンク付きで1050円。写真はBAIGAN MASALA ベンガンマサラ(茄子のカレー)、マッシュルームとほうれん草のカレー、バターチキンカレー。
なぜサムラートか?
- 高校生のころ、学校が六本木に近かったのでよくランチを食べにサムラート六本木店に行っていた。
- ナンがいつ行っても焼きたてで香ばしい。熱い。他のお店でべたっとしたナンを出されることがよくあるがあれは嫌。
- 上野は意外と一人ランチで落ち着くところがない。
- 店員がみんなインド人だと何だか信じてしまう。
- 姉妹店の「カレーハウス」が家から道一本で行けるし親近感がある。
とまあ、サムラート好きなわけです。
カレーって、1種類だけだとそうでもないが、3種類くらい並ぶと結構色がきれいだなと思う。トーンが。やっぱりカレーは特別な食べ物。
そして辛いものの後にはこの甘ーいラッシーが合うんですな。タイ料理もデザートはすごい甘いし。
前に江古田でストアハウスの帰りにインドカレー屋に入ったら、「辛さはどうしますか?」と聞かれたので「インドの普通の辛さで」と見えを張って頼んだら、その辛さにホント参って泣きながら食べたことがあるんだけど(でもおいしい)、その時のラッシーはホント魔法の飲み物だった。ラッシー飲むとカレーの辛さが一瞬で和らぐのだ。
いやあ、人間は頭いいなー。
「Indian Restaurant SAMRAT サムラート」
上野サムラート
東京都台東区上野4-8-9 OAKビル2F
アメ横からちょっと入ったところ
May 15, 2005
黒うどん 山長
原宿駅から徒歩7~8分、寂れたビルの地下にある黒うどんのお店、山長。もともとは古くから名古屋近郊で米麦業を営んでいたお店で、研究の末に地粉を漂白せずに使った栄養価の高い黒うどんなるものを開発したらしい。
うどんには煮込みと冷やしがあり、煮込み場合醤油味か味噌味が選べる。写真は味噌煮込みで、椎茸をワカメをトッピングしたもの。
ここで名古屋人の血が騒ぐ。名古屋で味噌煮込みと言えば山本屋とだいたい相場は決まっているのだが、この味噌煮込みはいかなるものか…たしなめるように、いざ箸をすすめる。
麺のコシはまずまずなのだが、味噌の汁にややコクがない。山本屋の味噌は、八丁味噌に白味噌を加えてコクを出しているので、辛さと甘さが同居するインパクトの強い味なのだ。さらに麺を下茹でせずに煮込むために麺の打ち粉が汁に加わりとろみがある。そしてその麺もコシを通り越して、堅いのだ。まるで麺類を食べている気がしないうどんなのだ。うどんの種類の一つ、というよりは「味噌煮込みうどん」という一つの料理であると言ってよい山本屋の味噌煮込みと他のうどんを比べるのはそもそもよろしくないのかもしれない。
うどんの種類の一つとしていただけば、この黒うどんの味噌煮込みは滋味深くなかなか美味しいのだ。
ただ名古屋人として黙っちゃいられないというだけだ。
ここの味噌煮込みはオプション的なもので、基本は黒うどんの麺を楽しむ、というのがよいのかもしれない。