おいしかったり、エピソードがあったり、きれいだったり。そんなお店を紹介。
February 4, 2006
東京駅 沖縄料理「龍潭」
東京駅地下1階、黒塀横丁にある沖縄地料理「龍潭(りゅうたん)」でランチ。
ミニ沖縄そば(ソーキ&三枚肉)、三点小盛(島豆腐、クーブイリチー、ミミガー)、ゴーヤーかき揚げ、もずく酢、パパイヤなます、ジューシー(炊き込みご飯)、ンムクジアンダギーと一通り沖縄らしい料理が食べられる「沖縄そば御膳」で1,280円。
「ンムクジアンダギー」というのを初めて食べた。蒸したさつまいもとでんぷんを練り合わせて揚げたものらしく、そのモチッとした食感はなかなかはまりそう。
続きを読む "東京駅 沖縄料理「龍潭」"December 13, 2005
御宿 サヤンテラス lezat
日に日に寒さが厳しくなってくる。
人のいない冬の海は夏を想って淋しくなるものだけれど、ここ御宿の海ではまだサーファーが泳いでいた(先週水曜日のこと)。
千葉御宿のシーサイドホテル「sayan terrace サヤンテラス」のレストラン"lezat"でのBランチ(ドリンク付 1000円)。
IDEEのインテリア、イッタラのグラス... 壁に掛けられた現代的なペインティング。スタッフはみんなインカム(トランシーバーのヘッドセットみたいなもの)を装着している。
こんな所があるの知らないと思ったら、何でも前からある建物をリノベーションして今年の9月にオープンしたらしい。
東京と時間が違うのはまあ当たり前なんだけど、それでもこのゆったりした空間はなかなかリラックスできる。誘い合わせたわけではないのに、両親の知人も何組かランチに来ていた模様。オープンしてまだ数ヶ月だけれど、地元の人たちにすっかり馴染んで支持されているようだった。
こんなホテル・レストランだったら人の多い夏よりも冬の方がいいのかも知れない。
sea side hotel sayan terrace
千葉県夷隅郡御宿町浜2163
http://www.sayanterrace.jp/
December 3, 2005
下北沢 しずおか屋
下北沢にある静岡おでんのお店、「しずおか屋」。今年の3月に老舗のソウルバー「EXCELLO」と合体して「EXCELLO しずおか屋」として本多劇場の向えにオープンした。
静岡おでんの特徴は、牛スジと濃口醤油で味付けされた黒い出汁、食べるときに鰹ぶしの粉と青海苔をかけること、全部串に刺さっていること。
具材としては定番の大根、はんぺん、卵、こんにゃくからはじまり、牛スジ、黒はんぺんなど独特のものも。黒はんぺんとはその名のとおり黒いはんぺんで、鰯や鯖といった青魚を使ったはんぺんで、はんぺんよりも歯ごたえがしっかりとしていて、さつま揚げの食感を思わせる。
真っ黒な出汁なのでさぞ濃い味だろうと思って食べてみたら、意外なくらいアッサリ味。最初は薄いと感じるくらいなのだが、食べ進めるにつれて素朴な滋味深さがじわじわと広がって後を引く。
EXCELLO しずおか屋 (日休)
世田谷区北沢2-6-6 澤田ビル202
小田急線ほか下北沢駅南口より徒歩約3分
November 22, 2005
名古屋名物 ひつまぶし しら河
名古屋!に行ったら食べたかったのはひつまぶし!ということで、食べてきました。
「うなぎ しら河」今池ガスビル店にて上ひつまぶし(1,470円)と胆吸い(200円)。
実は名古屋までずっと体調不良で全く食欲がなかったのですが、このひつまぶしと生ビール「琥珀」はしっかりおいしくいただきました。
最近は結構メジャーになってきていると思いますが、ここでひつまぶしの食べ方のおさらい。
- まず軽くしゃもじで混ぜる
- お茶碗によそい、最初の一杯はそのままで
- 二杯目は好きな薬味をのせて
- 三杯目は熱いお茶や出汁でお茶漬けとして
と一食で三通りの食べ方のバリエーションが楽しめます。うなぎは一尾丸々、甘すぎないたれが程よく染み込んだごはんもお茶碗に三杯分、それで1470円というのはコストパフォーマンス、満足度も充分。皮がかりっと、だけど身はやわらかく焼きあがったうなぎは、東京で食べるものとはまた違ったあじわいです。薬味、出汁はお替り自由、出汁はこちらの食べるタイミングにあわせて熱いものを出してくれます。
なんて書いていたらまた食べたくなってきた。お土産買って帰れば良かったかな...
うなぎ しら河 今池ガスビル店
名古屋市千種区今池一丁目8-8
今池ガスビル地下一階
August 20, 2005
ボスニアのイタリアン
ボスニアの料理は前に紹介した通り、ハンガリーやトルコをはじめ近隣諸国の影響を受け、その差異はわずかながらも独自の食習慣を築いている。オスマン・トルコ帝国、ハプスブルク帝国による支配、カトリック、イスラム、セルビア正教と混在する宗教、アドリア海を挟んでイタリアと向き合う地理。食習慣はバルカン半島の歴史と地理をそのまま表している。
ヨーグルトと肉料理、パプリカに代表されるいかにも中欧的な料理だけでなく、市内ではイタリアンも食べられるのだが、一般の人の生活水準を考えると値段は高い。ちゃんとしたレストランは観光客や外交官などの外国人向けといった感じであるが、その値段に見合う味とサービスの水準はさすがに保たれている。
サラエボでおすすめのイタリアンレストランを2軒紹介。
続きを読む "ボスニアのイタリアン"