これまでに .automeal がしてきたレセプションへのケータリング、ワークショップなどのレポート。
November 2, 2005
Happy Hour with Artists 03
ポ・ト・フ
牛スネ肉と季節の野菜をコンビネーションで
.automealのシールが底面に貼られた容器に、あたたかい中華風土鍋の中からポトフをとりわけてサーブします。
また、その同じテーブル上のガラスの部分には先に紹介した「南瓜と黒米のキッシュ」。そして下に落ちる影。ガラスの透過性を使った浮遊感の効果や影による演出は、私たちの得意とするところでもあり、そして遊べるところでもあります。今回は会場である「IID世田谷ものづくり学校」と、場所をお借りした「GO SLOW ゆっくりとカフェ」にいろいろとイメージを展開することが出来ました。どうもありがとうございます。
前に別のところで書いたことがあるのですが、
みんなで食べ物を囲むこの距離の近さ
そんなことを「同じ釜の飯」ならぬ「同じ鍋のポトフ」で感じていただけていたら大変嬉しいです。
October 31, 2005
Happy Hour with Artists 02
ちょっと順番をかえて、デザートを紹介します。
ミルクレープ
柿とチョコレートとそば粉
キウィとクリームチーズとラズベリー
千枚のクレープという意味のミルクレープ(Mille Crepes)。重ねたままの重層構造を横にしてみてもやっぱりミルクレープです。
重ねられたガラスの上のミルクレープ。その上に添えられたラズベリーのソースの透明感が、ガラスに良く映えていました。
もう少しひいて見るとこういう風にセッティングされ、並んでいるわけですが、今回テーブルの一つとして使ったものが何だかお分かりになるでしょうか?
実はよく見るとこんなものがついていたりします。きっと見覚えのある物のはずです。
October 30, 2005
Happy Hour with Artists 01
日付が変わってしまいましたが、本日29日IID世田谷ものづくり学校での、"Happy Hour with Artists"(企画:Arts&Law)のパーティを.automealが担当しました。
モロッコ風サフランポークの串焼き
南瓜と黒米のキッシュ
会場である世田谷ものづくり学校の空間をうまく生かしながら、今回は会場・テーブルのセッティングなども遊んでみました。
どういうセッティングになっているのか、どうメニューが置かれているのか写真で伝わるでしょか?
実はある物を利用して、ガラスの台が二段になっています。それを利用しての浮遊感を感じるセッティング。そして上の段を食べると、次に下が出てくる構造になっています。
September 21, 2005
new live office 05
クロスティーニの"JOYN"仕立て
マリネしたローストビーフ
秋ナスとブラックオリーブ
クロスティーニを2種。肉の赤身とナスの微かな緑、または赤と白のコントラスト。フラットなパン生地のトップにぴったりとのせて。ブラックオリーブがちょっとしたアクセントになっています。
シガレットクラッカー 2種
黒胡椒とポピーシード
生姜とレモン
ショールーム内のデスクにまで侵出。こちらは仕事の最中にでもペンをとるように手を伸ばせる「禁煙オフィスで働く人ためのシガレットクラッカー」。
以上今回のメニューでした。
September 18, 2005
new live office 04
雑穀とキノコのライスコロッケ 黒トリュフ添え
白いテーブルの上に描かれたトマトソースの小さな円。その上に真ん丸なコロッケとスライスしたトリュフをのせる。
コロッケが無くなった後の通称「キスマーク」も絵的にきれいでした。
フォアグラと葡萄のパルフェ
横から見るとこういうかたち。
半分にカットした葡萄とフォアグラのパテで小さな球を作る。上に刺さっているのはなんとひじき。
先に紹介した「鹿児島産黒豚のとろとろ赤ワイン煮 生春巻き風」もそうですが、今回はフルーツと肉、フォアグラといった組み合わせの妙も軸の一つとなっています。
今回に限らずオープニングパーティのような立食の席のケータリングではひとつひとつが「片手で食べられる」大きさやかたちになることが多くあります。「手が汚れるから」と言わずに食べていただけるとまた新しい感覚に気付くことが出来ます。舌だけでなく、唇や指もまた「味」を楽しむ重要な器官なのです。