これまでに .automeal がしてきたレセプションへのケータリング、ワークショップなどのレポート。

November 19, 2006

Terje Vigen Yokohama 2006 レセプション1

11月16日(木)、横浜の新港埠頭にて行われた「タリエ Terje Vigen Yokohama 2006」のレセプションパーティーを.automealがアレンジしました。

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ノルウェーの作家 ヘンリック・イプセンの詩を題材にした野外マルチメディアパフォーマンスに、横浜市の中田市長や俳優の伊武雅刀さんをはじめ、バックアップしているノルウェー大使館関係の方々が集った豪華なオープニング。ノルウェー大使館さんよりご提供頂いた上質なノルウェーサーモンを贅沢につかって、いつもとひと味違う.automealのパーティーアレンジになりました。
詳細はまた追ってアップします。

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イベントは26日まで好評開催中です。雨天決行の野外イベントです。必見!
タリエ Terje Vigen Yokohama 2006 → http://www.terje.jp/

Posted by Haruna at 3:12 AM | トラックバック

November 12, 2006

写真家上田義彦のマニエリスム博物誌レセプション3

Chamber07
柿とロックフォールチーズのクロスティーニ

定番のクロスティーニ、今回は柿とロックフォールチーズ、特製レバーパテの2種です。パンはいつもお世話になっている backstube zopf のもの。季節ものの柿と癖のあるロックフォールの組み合わせにワインがすすみます。

Chamber09ラムチョップのソテー アプリコットソース

こちらは今回のメイン、ラムチョップのソテー。骨の標本、模型を撮った作品が並ぶ中、直に触ルことの出来る、温度のあるものを提供するというのがポイントです。同系色ながら彩度の高いオレンジ色のアプリコットソースの甘味と酸味がラム肉と視覚的にも味の上でもちょうどよいコントラストとなっています。

Chamber10色彩のないものとあるもの、温度のないものとあるもの、匂いのないものとあるもの。

爬虫類の標本越しのオープニングレセプション、めったに出来ない良い経験をさせていただきました。

Posted by Kei at 11:28 PM | トラックバック

November 7, 2006

写真家上田義彦のマニエリスム博物誌レセプション2

Chamber03
今回のテーブルのセッティングは、高さ110cmと高めの黒いスチールのフレーム上にガラスを渡したもの。そして上にディスプレイと取り皿を兼ねるガラス板を百数十枚重ねています。それをフード2セットにドリンク1セット会場内に設置しています。ここで使用しているフレームもガラスも本来は別の組み合わせで違う目的で使用されていたものです。

多層のガラスでの構成は.automealで何度も取り組んできたものですが、今回は仕掛けとしてはよりシンプルなものに「引い」ています。

黒いバックに浮かぶ学術標本写真の形態と色彩自体の強さ。そして会場内に数点配置された実体を持つものとしての学術標本。

Chamber06展覧会の会場構成というのはいつもそれ自体が既に完成されたもので、そこにオープニング時だけフードやドリンク、テーブルを配置するというのは大変難しいもので、下手をすると「とってつけた」ようになってしまいがちです。

そんな中に展示作品と同等の強度を持って、いい緊張感を持った「場」を演出できることが、一つのレセプション・デザインの理想だと考えています。

Chamber04無花果のスパイシーパイ
ミントとオレンジのマシュマロ

ガラスに映る会場の「黒」に思った以上に映えていた2品。ガラスのプレートとピンセットという組み合わせが博物館という場所に合うのは間違いがないところですが、白いマシュマロの意外な形態がなかなか好評だったようです。

またパイの焼き色と上に載った無花果の色も上田さんの標本を撮った写真と調和していたように思います。

この2品と「貝殻チョコ」の3品は前々回のコテラックのレセプションからスタッフとして参加していただいている片場さんの手によるものです。

Posted by Kei at 10:59 PM | トラックバック

November 4, 2006

写真家上田義彦のマニエリスム博物誌レセプション1

Chamber01六億年前の塩でいただくクリスプ

11/2(木)に東京大学総合研究博物館で行われた「CHAMBER of CURIOSITIES 東京大学コレクション ー 写真家上田義彦のマニエリスム博物誌」展オープニングレセプションを担当いたしました。

記録写真は、被写体がヒトであれ、動物であれ、自然であれ、つねに主観性を排した、メカニックな眼差しに特徴があります。それに対し、上田さんのカメラ眼には、類い稀な個性のフィルターがかかっています。

展覧会リーフレットより

ゆったりとした時間の中で柔らかい解像感と博物館所蔵の標本のもつ繊細な色彩とが際立った、「間」のきれいな展覧会でした。

Chamber02東京大学博物館での展覧会オープニングにケータリングという形で参加させていただくのは今回で三回目となります。「博物館」といういつもとはまた違う特異な空間の中でレセプションの組み立てが出来ることはなかなか贅沢なことだと思います。

様々なサイズ・厚みのガラスをテーブルや取り皿に使った構成と写真作品からイメージしたメニューについて紹介をしていきます。

Posted by Kei at 11:07 PM | トラックバック

October 12, 2006

桐生再演12オープニング 2

Kiryu12-Recep06

ブルーベリー、キウイ、ハッパ、あおじる。絵の具を水に溶き、混ぜたり濃さを変えたりしながら30種類ほどの絵の具のジュースが出来ました。作ったのは3年生のえみかちゃんとゆいちゃん。

燻製作りのワークショップを始めた時、遊びたい盛りの2人には少し難しい内容だったようで、窯作りやスモーカー作り、試食テストにはほとんど参加してくれなかったのですが、その間2人はオリジナルジューススタンドごっことして、たくさんのジュースを作ってくれました。最初はただ遊んでいただけでしたが、お客を呼ぶために招待状を作ってくれたり、出来たその色が何の味のジュースかをいろいろ考え出してくれるように。

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Posted by Kei at 1:38 AM | トラックバック
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