これまでに .automeal がしてきたレセプションへのケータリング、ワークショップなどのレポート。
May 9, 2006
「SALON de 蔵」オープニングレセプション3
お祝いのお寿司 「SALON de 蔵」 風
お祝いの席にふさわしい、華やかなモザイクのお寿司。.automeal高岡の得意なものの一つです。上に載っているお刺し身は地元いわきで手に入れたもの。漁港が近いこともあり、いわきもまた海の幸がおいしいところです。(メニューでは使っていませんが、メヒカリの唐揚げが美味!)
「SALON de 蔵」は今後も現代美術やファッション、アートに関するレクチャーなどをいろいろと精力的にやっていくそうなので、そんなカラフルさも魅力です。
このお寿司のセッティングはこちらのインスタレーション天板に。ガラス窓のみで組まれたキューブの上に、これまたキューブ上のモザイク寿司を並べています。
もちろんガラス面は私が責任をもって、表も裏もピカピカに拭いて消毒してありますので、安心して食べられます。
「SALON de 蔵」オープニングレセプション2
ではメニューから少しご紹介。
チーズアラカルト
前面ガラスで大きく空間をあけた会場を入るとまず出迎えてくれるのが、右のインスタレーション。蔵で以前実際に使われていたらしい、造形がとても魅力的な棚。その上に渡した細かい金属の網の上に、ドライマンゴーや胡椒、蜂蜜などを添えて、4種類のチーズが並ぶ。写真で薄いペーパーの下にうっすらと見える網の目がわかるでしょうか?
空豆と小海老のキッシュ
さて、こちらはキッシュ。ここのところ好評なこともあり、何度かキッシュが登場することがありますが、今回は春らしく小海老のほんのりピンク色と空豆の優しい緑色を取り入れてみました。
いつもの白い石の上でなく、ずっと使われてきた戸の上ということもあり、どこか柔らかくいつになく日本の原風景を感じるような演出になったのではないかと思います。
May 8, 2006
「SALON de 蔵」オープニングレセプション1
ゴールデンウィーク初日の5月3日、.automealは福島県いわき市に新しくオープンしたスペース、「SALON de 蔵」のオープニング・レセプションのケータリングを担当しました。
歴史のある蔵の作りをいかしながらのリノベーションによって、新しくギャラリーなど多目的空間とカフェ、バーとしてスタートする「SALON de 蔵」。またオープニング企画展として、作家4名による「気韻」が開催中です。今回のレセプションは蔵のオープニングでもあり、展覧会のオープニングでもあります。
急に真夏日になったかと思えば、前日は打って変わって生憎の雨。しかしオープニングに関わる多くの方々の願いが届いたのか、当日はすっかり晴れ渡り、300名を越える来場者にTVの生中継のクルーまで入って大盛況となりました。
今回のケータリングのプレゼンテーションは、「気韻」に出品中の作家、山本伸樹さんのインスタレーションとのコラボレーション。実際に使われていた戸や窓、棚などが組まれた作品の上に.automealのメニューが展開していきます。
というわけで次のエントリーで少しだけ今回のメニューをご紹介していきます。
蔵のブログの方でも紹介されています。
April 12, 2006
sweets are forever!!
桜も満開の4月8日、東中野の川沿いで行われた岩下さんx根岸さんの結婚パーティーに寄せたサプライズ・ウェディングケーキです。"sweets art forever"というお祝いの言葉を添えました。お二人ともお幸せに!
左の白いクラッシックな2段ケーキが実は登場時の状態です。これを木のハンマーで新郎新婦に共同作業していただきます。鏡開きのように、そしてお祝いの酒樽のように、えいやっ!と割っていただきました。
すると中からはお砂糖で作った食べられる桜の花びらがサラサラと、そして花びらのピンク色に埋もれた鮮やかなブルーのケーキが現れるというしくみ。
March 8, 2006
ピンクのオートミール
先日のElectrical Fantasistaのレセプション時の各メニュー名は上のようなプレートでご紹介しました。アクリル、ガラス、ミラーを使用したセッティングはオートミールの定番とも言えるものですが、今回はなぜピンクなのでしょう?
写真の"Fuwa Pica(座ることによって柔らかく色が変わるソフトなソファー)"に代表されるような、今回の展覧会の作品のイメージからヒントを得ています。
もちろん、五感のフード@Electrical Fantasista 04でも紹介した通り、メニュー自体に多用したピンクと響きあうことも考えています。
春を感じさせる柔らかいピンク、発光、蛍光するビビッドなピンク。
これまでのケータリングでも構成上、重要な役割を担ってきた色でもあるのです。