これまでに .automeal がしてきたレセプションへのケータリング、ワークショップなどのレポート。
大気圏外でお食事を 02
宇宙食のレクチャーでは、貴重なデータや映像も盛りだくさんで、大人も子供も興味深々。美術館と宇宙のレクチャー、それをつなげてしまうのが食のすごいところです。いや、美術の懐の深さともいえます...
ワークショップ後半では「大事な人」というキーワードを設定したので、奇抜な企画案よりも相手を思いやった食べものが印象的でした。炊きたてのごはんや宇宙日本蕎麦、新鮮な食べものでビタミンCをとってほしい!という案から、納豆(さすが水戸!)をいかに宇宙空間で食べるかというデザインまで多岐にわたりました。非日常空間だからか、誕生日パーティーをしたい!液状ケーキがあったらいいという案も印象的。
宇宙という心細い空間では、懐かしさや温かさが味覚の重要なポイントになるというのが、今回の発見でした。
大気圏外でお食事を 01
本日、水戸芸術館で行われたアートエデュケータープログラム 芸術型飛行開発研究所のオープンラボに、招待アーティストとしてお呼ばれしてきました。
ワークショップは「自分の大切な人が宇宙に行くとしたら、そこでどんなものを食べてほしいか」というテーマで、宇宙食の企画をするというもの。JAXA(宇宙航空開発機構)でHTVという宇宙への搬送システムを開発してる坂下哲也氏による宇宙食のレクチャーや、実際に宇宙で食べられていた、初期宇宙食のフリーズドライ・イチゴやアイスクリーム、ドライフルーツのイチゴやフレッシュのイチゴなどを食べ比べ、様々な感覚や知識を使って究極の宇宙食をデザインしてもらいました。
January 2, 2006
新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。
2006年がみなさまにとって、たくさんの素晴らしい出会いと楽しい食にあふれた年でありますように。
今年は.automealにとって、大きな転換の年となりそうです。
みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
続きを読む "新年のご挨拶"December 14, 2005
ドイツのアニメーション・フィルム展レセプション
世田谷文化生活情報センター 生活工房にて開催中の「ドイツのアニメーション・フィルム展」のオープニングレセプション(12月9日・金)を .automeal が担当させて頂きました。
今回はドイツにちなんでメニューの構成を考えています。
Speisekarte メニュー
Gelb - 黄 - Yellow (Bier ビール)
+
rohe Schinken mit keinen Zwiebeln,getrockenten Tomaten und original Sauerkraut
オリジナルザウアークラウトと
子タマネギ、ドライトマトのピクルスを生ハムと一緒に
Rot - 赤 - Red (Gluhwein ホットワイン)
+
Deutsche Fahne (die Fahne Schwarzrotgold) aus Schwarzbrot,Rotpaprika
und Chedderkase
黒パンと赤パプリカ、チェダーチーズのドイツフラッグ
Schwarz - 黒 - Black (wurzige heise Schokolade ホットチョコレート)
+
Trockenobstsgalette
mit Frischkase und Dezemberfruchten
ドライフルーツのガレット
フレッシュチーズ、12月の木の実添え
--
Deutsche Wurste
mit Bratkartoffeln und Apfeln
ドイツソーセージのフォーク
ローストしたジャガイモとリンゴを添えて
Lachsschaum und Blumenkohlspulverschnee
サーモンムースとカリフラワーの粉雪
(翻訳協力:mapping_yuki)
という具合です。それぞれについてはまたご紹介します。
作家のヨッヘン・エーマンさんに「ドイツの国旗を食べたのは初めてだ」と言って頂けたのはなかなか嬉しかったです。
November 9, 2005
Happy Hour with Artists 04
少しあいだが開いてしまいましたが"Happy Hour with Artists"第4弾です。
いつもパーティの時に僕らが困っていることがあります。それは「自分たちで記録の写真が撮れない」ことです。撮っていることは撮っているのですが、仕事中である(!)以上限界があります。そこで友人やスタッフに頼むことが多いのですが、今回リクモさんにお願いした写真の中にいわゆる「食べもの写真」とはちょっと違うけれど面白い写真がいくつかあったので、紹介します。Thanks, rikumo!
- 四角く開けられたガラス、その上に並べられていたキッシュの影。
- デザートのミルクレープが一つずつとられていく時のカタチ。
- サフランポークがなくなった後のガラス上。
「食べもの」が食べられた後の様子にはけっこう面白い表情が表れたりして、ハッとすることがあります。
今回のパーティではメニューのリストとしていつも僕たちが使っている名刺をアレンジしてみました。しかもこっそりハロウィンバージョンです。会場でどなたでも持って帰ることが出来ます。この名刺を後で見て、10月29日のこのパーティ、料理の色・形・味、そこで出会った人、話したことなどを思い出して頂けたら、と思います。
その2日後、本ハロウィンの10月31日の一日だけこっそり、サイトのロゴを変えてみました...